ジェイソン・テイタム

復帰後はフィールドゴール成功率が4.7%低下

セルティックスのジェイソン・テイタムは、1月上旬に新型コロナウイルスに感染して5試合を欠場した後に、現地1月25日のブルズ戦で復帰した。しかし、復帰から約1カ月となる今も、新型コロナウイルスの後遺症に悩まされている。

コロナ感染前の10試合では平均26.9得点、フィールドゴール成功率47.4%、3ポイントシュート成功率43.8%を記録していたテイタムだが、復帰後の11試合では平均24.5得点(-2.4)、フィールドゴール成功率42.7%(-4.7)、3ポイントシュート成功率は36.5%(-7.3)と低下している。

「復帰してから何試合も出場しているけど、普段よりも疲労が溜まるのが早くなっている。コートを何度か走るだけで息切れしたり、疲れやすくなった。これはコロナに感染してから気がついたことなんだ」とテイタムは後遺症について明かした。

テイタムによると、後遺症については指揮官のブラッド・スティーブンスとも話し合っているとのこと。また「息苦しさは毎試合で感じているわけではない」ともテイタムは言う。「復帰明けの頃よりは、明らかに良くなってきている。ただ、これは長いプロセスになるだろうね。コロナに感染した人に話してみたら、彼らも同じような経験をしていた。だけど、時間の経過とともに少しずつ良くなるとも教えてくれたよ。ただ、僕はプレーしている限り、もう少しこの問題は長引きそうだ」

セルティックスは、エースのテイタムが新型コロナウイルスの後遺症に悩まされ、マーカス・スマートもふくらはぎを痛めて戦線離脱するなど、チームとしても万全な状態ではない。まずはテイタムの体調が完全に復活する日が一日でも早く来ることを願うばかりだ。