カイル・クーズマ

20点ビハインドからの逆転勝利

6連勝中のレイカーズは、現地2月12日に本拠地ステイプルズ・センターでグリズリーズと対戦した。

アキレス腱の負傷で2試合を欠場したアンソニー・デイビスが復帰したレイカーズだったが、ハイペースでプレーしたグリズリーズに大苦戦。第1クォーターで22-2のランを決めたグリズリーズに主導権を握られ、レイカーズの連勝はここで止まってしまうかと思われた。

しかし、46-59で迎えた第3クォーター、レブロン・ジェームズが13得点を挙げたレイカーズが41-23とビッグクォーターを作り、形勢をひっくり返すことに成功。ベンチから20得点10リバウンド(オフェンスリバウンド5本、ディフェンスリバウンド5本)を記録したカイル・クーズマの活躍もあり、終盤をコントロールしたレイカーズが115-105で勝利し、7連勝を達成している。

復帰戦で35得点9リバウンドの活躍を見せたデイビスは、「一丸となって戦えた」と逆転勝利に至った理由を語った。気になるケガの状態に関しては「痛みはあるけど、最後までプレーすることを考えた。復帰できてうれしいよ」とコメントした。

また、レブロンはデイビスの復帰を喜ぶと同時に、序盤から積極的なプレーでリングにアタックし、ゲームを通してフロアバランスを読みオフェンスを活性化させたクーズマのパフォーマンスを絶賛した。「カイルはチームでの役割を理解してくれている。オフェンスリバウンドを拾ってくれるし、プレーの細部に集中している。それに高いレベルでシュートを決めている。彼が今の状態を維持してくれれば、チームはもっとダイナミックにやれるようになる。本当に良いプレーをしているよ」