フリオ・ラマス「結果を求め、高い意識で準備を」
FIBAは今日、アジアカップ2021予選のカタール大会を中止にすることを発表した。開催地であるカタールでの新型コロナウイルスの感染拡大により、カタール政府からの中止指示を受けての決定となる。代表選手たちは昨日から強化合宿に入っていたが、今日の時点で解散となり、今週末のBリーグの試合にも出場が可能となる。
日本バスケットボール協会の三屋裕子会長は、「今回の試合は中止となりましたが、戦いは続きます。これからも国内のバスケの熱気を絶やさぬよう、共に戦っていきましょう」とのコメントを発表している。
またヘッドコーチのフリオ・ラマスもコメントを発表している。
「直前の連絡だったので驚くと同時に、非常に残念に思っています。去年の2月からカウントすると約1年間、日本代表としての活動ができていない状況が続いていました。今回も新型コロナウイルス感染症の影響でスケジュールを変更しないといけないという状況が続き、予定を組むことができないという大変なことの連続でした」
「今後の予定としては、オリンピックとその後に控えるFIBAアジアカップに向けてしっかりと準備を行っていくとともに、それぞれの大会前に行われる強化合宿や試合においては、今までの期間の分を取り返す気持ちで、濃い内容の準備ができるように努めます。今後も様々な状況に直面するかとは思いますが、耐え抜くという強い気持ちと折れない心を持って、結果を求め、高い意識で準備を進めていかなければならないと考えています」