「試合に取り組む姿勢、激しさ、連携をあらためないといけない」
現地2月9日、ネッツは東カンファレンス最下位のピストンズに111-122で敗れ、3連敗を喫した。
試合はジェームズ・ハーデンの3ポイントシュートで先制したが、それ以降は一度もリードを奪うことなくネッツは敗れた。ケビン・デュラントが健康安全プロトコルにより欠場し、カイリー・アービングも指のケガを抱えた状態での出場と万全な状態ではない。それでも指揮官のスティーブ・ナッシュは、この状況を言い訳にするのではなく「私たちにはクリアしなければならない課題が山ほどあるが、その中でも第一に試合に取り組む姿勢、激しさ、連携をあらためないといけない」と試合後の会見で語った。
「すべてのチームがタフなスケジュール、選手の欠場といった問題を抱えている。これは私たちだけに起きていることではなく、多くのチームが同じように苦しんでいる。その中で私たちは自分自身に挑戦して、自分たちがどうなりたいのかを見いださなければならない」
「試合後のロッカールームでのミーティングでこれからどうなっていきたいか、そして重要なこととそうではないことをみんなで決めるという作業が大切だ。彼らが目指すべきチームになれるかどうか、今はそれを試されている」
1月下旬には4連勝をし東カンファレンス2位に浮上したが、その後は1勝4敗と足踏みが続く。デュラント、アービング、ハーデンの『ビッグ3』はネッツの大きな武器だが、対戦相手も対策を練り、そしていつも以上の気迫で挑んでくる。ナッシュが言うように、今はプレー云々ではなく、チームとしての姿勢を整えられるかどうかが大切だ。