ラメロ・ボール

「ラメロはルカとラスと同じタイプのフィーリングを持った選手」

今シーズンからホーネッツでプレーしているベテランのゴードン・ヘイワードは、先日NBA史上最年少でトリプル・ダブルを達成したルーキーのラメロ・ボールを高く評価している。

『The Athletic』とのインタビューで、ボールの印象について聞かれたヘイワードは、その比較対象にNBAを代表する2名のスター選手を挙げた。「彼は今後何年もリーグで活躍できる選手だ。サイズもあるし、何より試合のフィーリングをつかめる才能を持っている」

「僕からしたら、ラメロはルカ(ドンチッチ)、それからラス(ラッセル・ウェストブルック )と同じタイプのフィーリングを持った選手だね。自然とボールが集まってきて、リバウンドを取れて、適切なタイミングで適切なポジションを取れている。そういうフィーリングを持っている選手で、エネルギーもある。すごい選手になると思うよ」

ボールは、15試合に出場して平均11.5得点(新人3位)、6.4リバウンド(同1位)、5.9アシスト(同1位)、1.5スティール(同1位)という堂々たるスタッツを残している。経験豊富なヘイワードの高評価もさることながら、19歳とは思えないほど精神的にも落ち着いている選手で、試合後のコメントでも「チームの勝利のためにできることをやるだけ」と語ることが多い。

今のパフォーマンスを続けられれば、新人王受賞の可能性は高いだろう。ヘイワードの見立てが正しければ、本当に末恐ろしい19歳だ。