ルカ・ドンチッチ

オーナーが若きエースに贈る最高のプレゼントに

マーベリックスのルカ・ドンチッチは、NBA3年目の今シーズンも周囲からの期待を遥かに上回るパフォーマンスを続けている。

1年目に新人王を受賞し、2年目にオールスターに選出されたドンチッチは、今シーズンも開幕から13試合で平均26.1得点、10.1リバウンド、9.5アシストを記録。まさにシーズンMVP級の活躍を続けながら、チームを勝利に導くために日々奮闘している。

そんなドンチッチの才能と努力に報いるべく、オーナーのマーク・キューバンがある企画の実現に向けて行動を開始した。

『New York Times』によれば、キューバンは新型コロナウイルスが終息して、海外でのプレシーズンゲームが開催できるようになったタイミングに向けて、リーグ関係者にドンチッチの母国であるスロベニアで、彼の古巣であるレアル・マドリーとのエキシビジョンゲームを開催するための協議をスタートさせたという。

この計画が実現に向けて正式に動き出せば、ドンチッチにとってはこれ以上にないモチベーションになるだろう。

今の状況がいつまで続くか分からず、有観客試合再開の目処も立たないが、NBAのスーパースターとして故郷に錦を飾り、13歳から所属していた愛すべきチームと母国のファンの前でプレーするのは、ドンチッチにとっても夢の一つに違いない。

オーナーであると同時に誰よりも熱心なファンであり、選手思いのキューバンらしいプランが実現する日を楽しみに待ちたい。