ポール・ジョージ

モリスは昨シーズンと比較し「今シーズンはチームのエネルギーを感じる」

クリッパーズは現地1月17日に行われたペイサーズ戦で、7選手が2桁得点を記録するバランスの良いバスケットを展開して129-96と圧勝し、連勝を4に伸ばした。

この試合でベンチからの出場で、20得点7リバウンド3アシスト1スティールを記録して勝利に貢献したマーカス・モリスは、「今シーズンはチームのエネルギーをすごく感じているし、それぞれの選手がチームにエネルギーをもたらしている」と言うと、「昨シーズンはガッカリするようなシーズンだったからね」と続けた。「僕たちが今シーズンの初めにしたことは、昨シーズンの出来事を手放すことだ。今シーズンは新しいシーズンであって、新しいチームだよ」

昨シーズンのクリッパーズは、優勝候補の一角と言われながらもプレーオフでは、カンファレンスセミファイナルでナゲッツを相手に3勝1敗からの逆転負けを喫した。しかもチームが空中分解してバラバラに戦った末に敗れたために、大きな批判を浴びることになった。

『バブル』を去った後、ポール・ジョージはクリッパーズの前指揮官であるドック・リバースのやり方を批判し、チームへの不満を口にしていた。それでも今シーズンは開幕当初から「僕たちは昨シーズンとは違う」と意気込んでおり、ペイサーズ戦後の会見でも「このチームのケミストリーは素晴らしいよ」と手応えを語った。

「この絆は本物だ。チームメートと一緒に過ごす時間が楽しい。僕たちがどれだけ上手く噛み合っているかは、きっと試合を見てもらえれば分かるはずさ。僕たちはもっともっとケミストリーを高めていく。僕はこの場所が好きだし、これから目指すべき場所も好きだ。今の良い状態がずっと続くことを願うよ」

まだ開幕から14試合を終えたばかりだが、クリッパーズは10勝4敗でリーグ2位につけている。昨シーズンの一番の課題であった『チームケミストリー』を改善しつつあるクリッパーズは、よりチーム力を高めて今シーズンのNBA優勝に向けて戦う。

https://www.youtube.com/watch?v=nbRs8cJ7FMc