ウォーカー「試合に出るのは本当に気持ちがいい」
膝のケガの影響で欠場が続いていたセルティックスのケンバ・ウォーカーが復帰を果たした。
ニックス戦に先発出場したウォーカーはプレータイムが20分と制限された中で、9得点4アシスト3スティールを記録。しかし、5つのターンオーバーを犯し、3ポイントシュートは8本中1本のみの成功に終わるなど、本調子とは言えない内容だった。それでも、「試合に出るのは本当に気持ちがいい。試合に出るのがどれだけ気持ちがいいことか忘れてしまっていたよ。長い間痛みを感じていたから、痛みがなくて変な感じがする。自由になったよ」と話し、何よりも戦列に復帰できたことに価値を見い出した。
ジェイレン・ブラウンが25得点を挙げ一人気を吐いたが、チームの3ポイントシュート成功率は15.2%と低調で、ジェイソン・テイタムの欠場も響き、シーズン最小得点となる75-105の大敗を喫した。指揮を執るブラッド・スティーブンスも不甲斐ない試合結果となり「これがウチのチームだとは思えない。今日は泥の中にいるようにしか見えなかった。我々はポンコツだった」と自虐的にコメントした。
新型コロナウイルス陽性反応が出たテイタムはあと数試合の欠場が予想される。次戦は調子の良いセブンティシクサーズが相手なだけに、ウォーカーには早期の復調が求められる。