ビクター・オラディポ

「今は勝つことだけに集中しているんだ」

ペイサーズからロケッツにトレードされたビクター・オラディポが、新たなチームに合流し、練習に参加した。

練習後には会見に応じ、ロケッツでの意気込みなどを語った。

移籍することを知ったのはトレードが公になる数分前だったと語ったオラディポだったが、「ショックは受けなかった」という。

「自分は勝つためにこのチームに来たし、チームメート、スタッフからも歓迎してもらえてうれしい」と語ったオラディポは、ロケッツでジョン・ウォールとデュオを組む。「ジョンのプレーは知っているし、彼も自分のプレーを理解してくれている。彼も勝ちたがっていて、それは僕も同じ。彼と一緒に対戦相手を苦しめたいね」とコメントしている。

2021年のオフにフリーエージェントになるオラディポにとって、今シーズンは次の契約を勝ち取る上で重要な意味を持つ。右足大腿四頭筋腱断裂の重傷を負ってから2年が経過したが、その影響がないことをこれからコートで示さなければならない。ロケッツと再契約を結ぶ可能性について聞かれると、「もし自分がチームにフィットして、いろいろなことが上手くいってハッピーであれば」と含みを持たせると、こう続けた。

「これはビジネスプランのようなもので、あらゆる過程を踏まないといけない。その上で投資したいかどうかを決めることになる。僕は、とにかくコートに出て、自分の力を発揮してチームの勝利に貢献するだけ。シーズンが終わったら振り返り、いろいろ検討してから決断する。今は勝つことだけに集中しているんだ」

ヒートへの移籍を希望しているとも噂されているオラディポだが、今はロケッツの一員としてチームに貢献することだけを考えている。ヘッドコーチのスティーブン・サイラスが明日のブルズ戦でデビューさせることを明言したため、新天地でのオラディポのプレーに注目したい。

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