八村塁

八村塁も安全衛生プロトコルの対象に

ウィザーズは八村塁とモリッツ・バグナーが安全衛生プロトコルにより試合にエントリーできず、現地1月13日のジャズ戦が延期となった。その後に現地15日のピストンズ戦、17日と18日のキャバリアーズとの連戦も延期になることが決まった。

チームの発表によれば、現在チーム内で6人の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出ており、さらに3選手が安全衛生プロトコルにより試合へのエントリーが認められず、試合催行に必要な8人を揃えられない状況となっている。感染した選手名は発表されていないものの、陽性反応が出た6選手のうち2人には症状が出ているという。

現地15日には10試合が組まれていたが、ウィザーズvsピストンズ、グリズリーズvsティンバーウルブズ、ウォリアーズvsサンズの3試合が延期に。リーグは試合や遠征による選手やスタッフの感染を防ぐためにルールを厳しく変更しているが、歯止めがかからない状況だ。もともと試合延期の事態は想定していたとされるが、これだけ延期の試合が増えてくると、新たなスケジュールを組むのも難しくなってくる。

ウィザーズは現地11日のサンズ戦に勝利した後、次の試合は早くても20日のホーネッツ戦となる。チーム内での感染を受けて練習施設は閉鎖されており、感染した選手の健康状態だけでなく、チーム全体のコンディション低下も懸念される。