レブロン・ジェームズ

同日に起きた大型トレードについては「あまり言うことはない」

開幕から順調に勝ち星を伸ばしているディフェンディング王者レイカーズは、現地13日に敵地でサンダーと対戦し、128-99で勝利した。

レイカーズは今シーズン開幕から敵地で負けなしの7連勝と球団新記録を樹立。この要因を聞かれたレブロン・ジェームズは「ディフェンス」と答えた。「ディフェンスからオフェンスに繋がるし、試合序盤でのトランジションからの得点にも繋がる。今日はターンオーバーも少なかった(10回)から、正確なプレーとディフェンス、そこにオフェンスも噛み合えば自分たちは優れたチームになる」

この試合でレブロンは、26得点6リバウンド7アシストを記録し勝利に貢献。それでも、同日にネッツ、ロケッツ、ペイサーズ、キャバリアーズの間で決まったと報じられたジェームズ・ハーデンを含む超大型トレードの話題になり、記者からその件について問われると「あまり言うことはないかな」とコメント。「トレードは例年起こることだし、今日の話もそんな感じでしかない。ウチは試合もあったから、自分たちがやるべきことだけに集中していたよ」

先日、レブロンが「リーグで一番のディフェンスを目指す」と語っていた通り、今シーズンのレイカーズは敵地での試合で100ポゼッションあたりの平均失点がリーグ最少(99.4)だ。レブロンは「敵地では強固な守備を築く。そういうメンタリティで試合に臨んでいる」と語り、「今は新型コロナウイルス関係の制限の影響もあって、チーム内の結束も強まっているよ」と続けた。

昨シーズンと同様にスタートダッシュに成功したレイカーズは、着実にチームとしてレベルアップし続けている。今のところ、付け入る隙は見当たらない。