セカンドユニットへの配置換えは問題なし「スティーブは正しい決断をした」
ケビン・デュラントが安全衛生プロトコルによりプレーできず、カイリー・アービングも個人的な事情により欠場したネッツだったが、5連勝と勢いに乗っていたセブンティシクサーズに122-109で勝利した。
チームの危機を救ったのは、この日からセカンドユニットに配置換えとなったジョー・ハリスだった。ハリスはベンチからの出場で、9本中6本の3ポイントシュートを含むシーズンハイの28得点を記録。ハリスは試合後の会見で「チームメートが自分のためにスクリーンをセットしてくれて、『アグレッシブにいけ』と言ってくれた」と仲間のサポートに感謝した。
ハリスによれば、ヘッドコーチのスティーブ・ナッシュから一昨日セカンドユニットへの配置換えを伝えられたという。ハリスは「チームが勝てていて、適切なプレーができていれば何の問題もないし、スティーブは正しい決断をした」とコメント。
また、指揮官のナッシュはハリスについて「彼はただのシューターではない。シュートを決め、フィジカルでも負けず、あらゆることをこなしてくれる。彼のエネルギーがチームメートの良さを引き出す」と絶賛している。
デュラントとアービング抜きでリーグ首位のシクサーズに勝てたのは大きい。ネッツによれば、アービングは現地7日、敵地でのグリズリーズ戦にも帯同しない予定のため、次戦でもハリスのスコアリングが勝敗の鍵を握る。