ゲイリー・トレントJr.

「彼のプレーがなかったら、相手が簡単に勝っていた」

トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、敵地でのレイカーズ戦でゲームハイの31得点を挙げる活躍でオフェンスを牽引し、115-107での勝利に貢献した。だが彼は、試合後のインタビューで自身のパフォーマンスではなく、3年目のゲイリー・トレントJr.のプレーを称えた。

トレントJr.は、11本中7本(キャリアハイタイ)の3ポイントシュートを成功させ、28得点をベンチから記録。リラードは「彼のプレーがなかったら、相手が簡単に勝っていた」とコメント。「彼を新人時代から見ているけれど、すごく成長している。1年目はローテーションにも入れなかったし、2年目の序盤も苦しんでいた。それでも『バブル』で大活躍して、今シーズンも同様のプレーを期待されていて、その状況で力を発揮できるのはすごいことだ。彼は自分自身にプレッシャーをかけて、今日も第2、第3クォーターに爆発した。彼のパフォーマンスがなかったら、相手にとってイージーな勝利になっていたかもしれない」

モントレズ・ハレル、デニス・シュルーダーを加え、昨シーズンよりも攻撃力が増したレイカーズをディフェンスで抑えられたことについて、リラードは「自分たちはお互いを信頼しているから」と、チームの絆の強さを強調した。

「ウチがさらに良いチームになるには、ディフェンスが肝心。レイカーズやナゲッツのように強力なオフェンスを誇るチームが相手の場合、完璧なディフェンスは無理だとしても、チームメートとコミュニケーションを取りながら、フィジカルでも負けないようにやり続けないといけない。自分たちはお互いを信頼している。今日は、そういう試練に直面して、結果を残せた。正しいステップを踏めている証だよ」