ジャ・モラント

指揮官ジェンキンス「ジャが倒れるのを見た時は辛かった」

2019-20シーズンの新人王に輝いたグリズリーズのジャ・モラントが、現地28日に行われたネッツ戦で負傷交代した。

モラントは、第2クォーターにネッツのティモテイ・ルワウ・キャバロのショットをブロックしようとして跳躍したが、着地の際に左足首を捻って悶絶。あまりの痛みに片足でコートの外に出て倒れ込み、立ち上がれないほどの状態だった。その後も自力で立ち上がることができなかったため、モラントは用意された車椅子に乗ってロッカールームに下がった。

試合後、グリズリーズの指揮官テイラー・ジェンキンスは、モラントのケガについて「ジャが倒れるのを見た時は辛かった。彼なら立ち直れる。問題ない。詳しい状態に関しては後ほど分かる。現段階では良い報告を受けている」と答えた。

『ESPN』によれば、モラントは骨折しておらず、最悪の状況は回避できた。だが、スピードと瞬発力を前面に押し出して強気に仕掛けていく彼のプレースタイルを考えれば、完治させないままプレーするリスクは非常に高い。

モラントは開幕からの2試合で平均36得点8アシストと絶好調。グリズリーズは完全に『モラントのチーム』であり、エースの欠場は大きな痛手となるが、まだシーズン序盤であることを考えれば、一定期間休ませてでも完治させる方が賢明だ。