カイル・クーズマ

アンソニー・デイビス欠場の穴を埋める働き

レイカーズはクリッパーズとの開幕戦こそ落としたが、マーベリックスとのクリスマスゲームに続いて、現地27日に行われたティンバーウルブズ戦にも勝利し、2連勝を飾った。

この日はアンソニー・デイビスが欠場したものの、代わって先発出場したカイル・クーズマがゲームハイの20得点を記録。試合開始から4本続けて3ポイントシュートを成功させてオフェンスを引っ張り、レイカーズは一度もビハインドを背負うことなくウルブズに127-91で快勝した。

クーズマは「点を取ることがすべてじゃない」と試合を振り返る。「大事なのは試合に影響を与えることで、シュートは打てる時に打つだけ。それが自分をより良い選手にしてくれる」

「流れを掴もうと思ってトライした。今シーズンのようなシーズンでは、連戦の場合はレブロン(ジェームズ)とAD(デイビス)のコンディションをコーチも気にかけるだろうから、僕にも日々の努力の成果を披露するチャンスが出てくる」

レブロンは、クーズマを、またわずか20分のプレーで12得点7リバウンド8アシスト4ブロックとマルチな活躍を見せたマルク・ガソルを称賛している。

「マルクは僕と同じように試合を見ることができる選手。ウチには正しいプレーが選択できて、正しいパスを出せる選手が揃っている。クズや(アレックス)カルーソから信じられないくらい素晴らしいパスもあった。ウチの場合はボールが動くから、誰もバッドショットを打つプレッシャーを感じる必要がないんだよ」

そのレブロンは18得点9リバウンド5アシストを記録。開幕戦に続いて左足首を捻挫したが、その後もプレーを続けている。明日もトレイルブレイザーズ戦を控えており、出場するかどうかは微妙なところ。それでも今日のクーズマのように代役が活躍してくれるのであれば、チームにとってはむしろプラスだ。

クーズマは開幕前にレイカーズとの契約延長に合意したばかり。期待に応えるパフォーマンスを見せている。