デイミオン・リー

ステフ・カリーは練習で3ポイント105回連続成功

開幕から連敗スタートとなったウォリアーズは、ブルズ戦で終了間際にデイミオン・リーが決勝の3ポイントシュートを決め、今シーズン初勝利を飾った。

勝敗を分けたのは第4クォーター残り5秒、ウォリアーズのインバウンドパスの場面だ。ブルズのディフェンスはエースのステフィン・カリーに集中していた。リーはケボン・ルーニーにパスを出し、相手が左ウイングにいたステフに気を取られている間に自らハンドオフを受け取り3ポイントシュートを打った。

「コーチングスタッフ、チームメートが僕を信じてくれた。勝利を喜びたいね。一番大きいのはチームが勝てたことだよ」

ステフはこの試合で3ポイントシュート5本を含むフィールドゴール25本11本を成功させ36得点をマークした。昨日の練習では3ポイントシュートを105回連続で成功させる映像がSNSでシェアされファンを驚かせていた。

「リーのプレーは素晴らしかった。彼とルーニーのコンビネーションが抜群だった。リーはそれまでも重要なショットを決めていたし、ラストショットを打つ心の準備ができていた。一番重要な最後のシュートを彼が決めてくれたおかげで、3連敗が避けられた」

ステフは第1クォーター終盤にこの試合最初の3ポイントシュートを決め、NBA史上3人目となる3ポイントシュート成功数2500本を達成した。カリーの他にはレイ・アレンが2973本、レジー・ミラーが2560本を達成している。両者は1300試合以上プレーしたが、ステフは702試合目で2500本を達成しており、これは史上最速のペースだ。

ステフはこの試合でもう一つの記録を打ち立てた。第3クォーター終盤に昨シーズンからのフリースロー連続成功記録を61として、下手投げのフリースローで有名なリック・バリーの持つ60の球団記録を更新した。ステフはこの日フリースロー9本をすべて成功させ記録を64まで伸ばした。

右足のケガで戦列を離れているドレイモンド・グリーンも先週土曜日に練習に参加し、実戦復帰も間近とみられている。グリーンの復帰は単なる戦力だけでなくチームのムードも高めるはずで、このままウォリアーズが上昇気流に乗っていけるかに注目だ。