プレーオフでのリベンジには無関心「これは新シーズン」
開幕連敗を喫したマーベリックスだったが、現地27日に行われたクリッパーズ戦で124-73で完勝し、今シーズン初勝利をあげた。
マブスは前半からクリッパーズを攻守両面で圧倒し、ハーフタイムまでに50点差(77-27)をつけて勝負を早々に決めた。50点リードでの折り返しはNBA史上最多で、敗れたクリッパーズにとって51点差での敗戦は球団史上ワーストだという。
24得点9リバウンド8アシストを記録したルカ・ドンチッチは、試合後の会見で50点リードで後半を迎えた記憶があるかと聞かれると、「どうだろう、幼い頃にあったかもしれないけれど覚えていないから、多分ないんじゃないかな」と笑顔でコメント。そして今シーズン初勝利について「チームの力を見せられた。周りは開幕から2試合だけでチームの実力を判断したがる。これは長いシーズンなんだ。ただ、今日のようなプレーを今後も続けないといけない」と続けた。
数カ月前に行われた昨シーズンのプレーオフ・ファーストラウンドで敗れた相手に勝てたことを意識したか、という問いには「まったく頭になかった」と答えている。「これは新シーズンで、気持ちを切り替えてやっている。(昨シーズンの)プレーオフのことは頭になかった」
サンズとレイカーズに敗れたマブスだったが、開幕から続いたロード3連戦を最高の形で締めくくることができた。この勢いに乗り、現地30日に行われるホーネッツとのホーム初戦に臨む。