昭和学院が堅守速攻を体現しウインターカップ初戦で快勝も、主将の三田七南は全国制覇に向け気を引き締め直す

昭和学院が堅守速攻を体現しウインターカップ初戦で快勝も、主将の三田七南は全国制覇に向け気を引き締め直す

2020/12/23 16:24
昭和学院

「緊張だけじゃなくて甘えもあったと思います」

ウインターカップ1回戦。13年連続43回目の出場を果たす千葉県の古豪、昭和学院が登場し、115-50で市立鹿児島女子を下した。

立ち上がりこそ点の取り合いとなったが、平均身長で10cmも上回る昭和学院が高さを生かしてゲームを支配する。インサイドではキャプテンの三田七南を起点に攻め、リバウンドでも三田と森長海羽が圧倒し、そこから速いバスケットを展開。ハーフコートでも鹿児島女子のディフェンスの裏を突いては自分たちのリズムで得点を重ね、第1クォーターを34-11と圧倒した。

その後も強度が高いディフェンスを遂行しては、相手からミスを誘い自分たちの得点へと繋げる。また、高さがありながらも全員がどこからでもシュートを打てる強みを生かして、鹿児島女子にディフェンスの的を絞らせないオフェンスを展開。第2クォーターの中盤では早くもセカンドユニットを登場させるが、メンバーが代わっても昭和学院の堅守速攻をしっかりと遂行した。その後も自分たちのペースで試合を運び危なげなく初戦を突破した。

この試合で20得点3リバウンド2アシスト3スティール3ブロックを記録したキャプテンの三田は、快勝したにもかかわらず、「初戦が大事ということでしたが、何個か課題が残る試合でした」と真っ先に反省を口にした。

三田が言う課題とはルーズボールやボックスアウトという基礎的な部分だ。「それをしっかり修正して、明日、明後日、そして明々後日とどんどん成長していけるように、今日はしっかりリセットして明日の試合に挑みたいです」

また、この試合で昭和学院はロスターの全員がコートに立った。誰が出てもバスケットの強度が大きく下がることはなかったが、三田はキャプテンとして厳しいコメントをした。「今回は初めて全国大会のメンバーに入った子も多くて、緊張することは分かっていました。なので、緊張をほぐせるようになるべく自分が声掛けをしていましたが、緊張だけじゃなくて甘えもあったと思います。自分たちも含めてですが、全員が一生懸命やっていたかと言うと、もうちょっと頑張らないといけないなと感じました」

無事に初戦を突破したが、昭和学院が目指すのは『全国制覇』だ。ウインターカップ前はディフェンスを課題に挙げていたが、この試合ではそのディフェンスから自分たちのリズムを作った。大会を通じてチームの成長と、優勝を目指す昭和学院の戦いに注目したい。

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