「彼にあげるならペンが完璧なプレゼントと思った」
2020-21シーズン開幕前にバックスとスーパーマックス契約を結ぶかが注目されているヤニス・アデトクンボは、12月6日に26歳の誕生日を迎えた。
バックスはオフにドリュー・ホリデーを加え、アデトクンボをサポートする体制を強化。今シーズン終了後にバックスとの契約を満了する彼が、延長契約を所属球団と結べるデッドラインの12月21日までに新契約に合意しなければ、複数のチームによる争奪戦が始まる。
以前からバックス愛を言葉にして表現しているアデトクンボならば、コービー・ブライアントやダーク・ノビツキーのように一つの球団でキャリアを全うする可能性は高い。しかし、キャリア全盛期をこれから迎える彼が今すぐ優勝したいのなら、移籍という選択肢を検討していても不思議ではない。
その決断が待たれる中、アデトクンボの誕生日にチームメートが粋なプレゼントを贈った。6日の練習後、クリス・ミドルトンはリポーターの取材に応じ、パット・カナトンと一緒にペンをアデトクンボに贈ったと言う。
「今日の練習後、もちろん彼のためにみんなでハッピーバースデーを歌ったよ。自分とPCは、彼にあげるならペンが完璧なプレゼントと思った。彼のロッカーには、プレゼントのペンが入っているよ。『今までで最高のプレゼントだからな』と伝えたから、どうか使ってもらいたいね」
ミドルトンとカナトン流のジョークとはいえ、仲間もエースの残留を強く願っている。もしバックスとの新契約を結ぶ際には、契約書にサインするアデトクンボの手元にも注目したい。