ブラッドリー・ビールは葛藤を抱えて始動、兄貴分のジョン・ウォール退団は「飲み込むのがつらい薬だった」

ブラッドリー・ビールは葛藤を抱えて始動、兄貴分のジョン・ウォール退団は「飲み込むのがつらい薬だった」

2020/12/05 08:24
ブラッドリー・ビール

ウェストブルックとのプレーは「合わせることはできる」

ウィザーズのブラッドリー・ビールが2020-21シーズン最初の会見に応じた。つい先日、『チームの顔』にして彼にとっても良き兄貴分だったジョン・ウォールのトレードが決まったばかり。「この2日間は様々な感情があった。ショックだったし、飲み込むのがつらい薬だったよ」とビールは言う。

トレードが正式に成立した後、ビールはウォールと会う機会があったそうだ。「感情的にならないように気を付けた。兄弟が分かれるんだから、つらいよ。僕たちは素晴らしい関係を築いていたけど、いろんな人たちが反発し合っていると見なし、僕らを引き裂こうとした。僕らはいつも一緒にいて会話をして、そんな噂や雑音とは全く違っていたんだから、狂った話だよ」

それでも、プロの世界に身を置く限りは、自分を含めて誰がトレードされてもおかしくない。トミー・シェパードGMはこのトレードについて「オールNBAに9回選出された選手を獲得できる機会だ。ウィザーズを良いチームにするために、私の責任で決めるべきだと考えた」と語る。「オールNBAに選ばれた選手は28人しかいない。現役の選手ではレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、クリス・ポール、そしてウェストブルックの4人だけだ」

ビールにとって気持ちの整理を付けるのは簡単ではない。だが、彼もプロ選手として新たなシーズンのために心と身体の準備をしなければならない。「ラス(ラッセル・ウェストブルック)はMVPであり、『歩くトリプル・ダブル』だ。彼はチームに新しいエネルギーを与えてくれるだろう」と彼は言う。

ウェストブルックはボールを持ちたがるタイプ。ビールも同様で、ボールを持って自らアクションを起こすことで昨シーズンに平均30.5得点というハイスコアを記録した。新たなウィザーズが機能するかどうかは、ビールとウェストブルックが良いバランスを見いだすことがカギとなる。

そこには懐疑論も多いが、ビールはそれに同意しない。「みんな彼について多くを誤解していると思う。一緒にコートに立ってしばらくやるまで、僕は何の先入観も持ちたくない。おそらく問題にはならないよ。実際、僕はボールを持ってプレーするのが好きだけど、合わせることはできる。彼はポール・ジョージともケビン・デュラントともジェームズ・ハーデンともやってきた。同じことだと思うよ」

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