ウォーミングアップでもファンを魅了するカリー
今シーズンも飛ぶ鳥落とす勢いで個人記録、チーム記録を更新し続けているウォリアーズのステファン・カリーには、昨シーズンから試合前に必ず行なっているルーティーンがある。ウォームアップを終えると、カリーはロッカールームへと続くトンネル手前の通路からシュートを放つのだ。そして彼は、これをかなりの高確率で決めている。
これに触発されたのだろうか、サンダーのラッセル・ウェストブルックも似たような練習をする姿が確認されている。3月22日にホームのチェサピークエナジー・アリーナで行なわれたヒューストン・ロケッツ戦の試合開始前、最前列の客席に近いからシュートを決めると、勢い良くロッカー方向にダッシュ。実は、この一連の動作もカリーの動きに似ている。
現地3月9日にオラクル・アリーナで行なわれたユタ・ジャズ戦のハーフタイム直前、カリーはハーフコートライン手前からの超ロングシュートを成功させると、喜ぶ素振りを見せることなく一目散にロッカーに駆け込んでいる。
Review (Foster): if Curry’s made FG was released before time expired in Q2 #UTAatGSW. Ruling: Upheld, shot counts. https://t.co/Ekni9q5696
— NBA Official (@NBAOfficial) 2016年3月10日
NBAの選手はSNS上での流行に敏感だし、ゲン担ぎも重視するケースが多いだけに、これからカリーの活躍にあやかろうとそのルーティーンを取り入れる選手が続出したとしても不思議ではない