天皇杯

男子4試合、女子6試合が開催

新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、今年度に参加チームが20と規模が縮小されたが、昨日から男子の天皇杯、女子の皇后杯が開幕した。

1次ラウンドで注目を浴びたのが男子高校バスケ界の王者、福岡第一と京都産業大の一戦だ。3点ビハインドで前半を終えた福岡第一は、高確率で3ポイントシュートを決められ、一時17点までビハインドを広げられた。それでも、この試合で26個ものターンオーバーを誘発したように、前線からダブルチームでプレッシャーをかけ続けるディフェンスからリズムをつかむと、伝家の宝刀である速攻を連発し逆転に成功した。最終クォーター残り8秒、北條海樹に3ポイントシュートを決められ同点に追いつかれるが、キエキエトピー・アリが自らのシュートミスを終了のブザーと同時に押し込み、86-84で勝利した。

1次ラウンド結果
男子
長崎教員クラブ 55-102トライフープ岡山 サテライト
福岡第一高校 86-84 京都産業大学
石川ブルースパークス 66-88 リンタツ
ST-IWATE LANDERS 73-98 日立金属ブルドッグス

女子
山梨クィーンビーズ 80-58 滋賀銀行Lake Venus
三菱電機コアラーズ 84-33 日本経済大学
アイシン・エィ・ダブリュウィングス 84-61 紀陽銀行ハートビーツ
トヨタ紡織サンシャインラビッツ 80-61 大阪人間科学大学
日立ハイテククーガーズ 130-39 県立足羽高校
新潟アルビレックスBBラビッツ 69-78 秋田銀行RED ARROWS