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古巣バックスかセルティックスとの契約を希望

NBA歴代1位となる通算2973本の3ポイントシュート成功数を誇るシューター、レイ・アレンが、3年ぶりの復帰を検討していると『Courant.com』に語った。

ヒートでプレーした2013-14シーズンを最後に、事実上の『現役引退』という生活を送ってきたアレンだが、その間もトレーニングは続けていた。気になるのは復帰先だ。アレンは、2008年に優勝したセルティックス、そして1996年のドラフトで指名されたバックスに連絡を入れたことを明かしている。

「もしすべてがうまく行くのなら、どちらかのチームに戻りたい。2チームともに良いチームだ。NBAに戻るにあたって、優勝を狙えるチームか、そうではないかは、あまり重視していない」

こう語ったアレンは、むしろ若手の成長に繋がる役割を求めているようだ。

「優秀な若手がいるチームで力になれればと思っている」

休業中も正式な引退発表はしていなかったアレン。ただ、もしトレーニングキャンプまでにどのチームからもオファーが届かなければ、今回は引退表明も検討しているようだ。

「もしシーズン開幕時期までに何の連絡もなければ、引退するつもりでいる」

今でも現役時代と同様のルーティーンをこなしているというアレンは、レギュラーシーズンの他、プレーオフでも歴代1位となる385本もの3ポイントシュートを成功させている。キャップスペースに余裕のあるチームにとっては、戦力としても、若手の指南役としても、獲得して損はない選手ではないだろうか。

ソニックスはサンダーの前身のチームである。古巣を希望ということであれば、サンダーも選択肢に入るのではないだろうか。となればウェストブルックとのコンビ結成という可能性に期待したい。