復帰は早くても新シーズン後半か
わずか1年半の間に左足アキレス腱断裂、左大腿四頭筋断裂、そして左膝前十字靭帯断裂という選手生命を脅かす大ケガに立て続けに見舞われたデマーカス・カズンズは、2020-21シーズン中の復帰を目指してリハビリを続けている。
代理人のジェフ・シュワルツが『SLAM』の取材に応じ、トレーニングに励む動画を先月公開したカズンズについて「特に悪化も停滞もない」とコメントした。カズンズの精神状態も良好とのことで、コンディションを万全にしてオファーを待つ考えのようだ。
2019-20シーズンが『バブル』で再開される前の7月末に、複数のチームがカズンズにオファーを提示したと言われている。しかしカズンズの目標はあくまでも完全復活であり、ケガが完治していない時期に無理をするつもりもなかったためすべてのオファーを断った。
シュワルツによればカズンズは順調に回復しているとのことだが、2020-21シーズン開幕まではあと2カ月しかないため、復帰は早くてもシーズン後半戦になるだろう。
開幕には間に合わなくてもビッグマンに負傷者が出たタイミングで、彼にフィットする球団からオファーが来れば、カズンズはコートに戻ってくる。NBA最強センターと呼ばれた彼が次に着るのはどのチームのユニフォームになるのか、万全な状態での復活を楽しみに待ちたい。