バスケット選手にとって、良いプレーをするために体幹(コア)は欠かせません。シュートやジャンプなどの連動した動きをする際に、体幹が力を伝達する役割を果たします。腹筋が使えていないと力を上手く伝えることができません。今回は『20秒間で6種目』を連続で行うため、持久力を上げることもできます。

トレーニング時間
1~ 6:各20秒(セット間の休憩なし)

1.膝タッチクランチ
仰向けに寝た状態で膝を90度に曲げます。両手をももに置き、息を吐きながら起き上がります。手が膝まで上がったら最初の姿勢に戻り、繰り返し行います。反動を使わないように一定のスピードで行いましょう。

2. リバースクランチ
両手を45度ぐらいに開き、仰向けに寝た状態で膝を90度に曲げます。膝を曲げたまま、お尻が少し浮くぐらいまでももを引き上げましょう。脚を下す時は床に着かないようにゆっくりと戻します。その際に腰を反らないように意識しましょう。

3. ダイアゴナルトゥータッチ
仰向けに寝た状態から、手で対角のつま先をタッチします。反対の手は床に置き、身体を安定させましょう。

4.アンクルタッチ
仰向けに寝た状態で膝を90度に曲げて浮かせます。手は膝の横にセットして、身体を起こしながら踵にタッチします。息を吐きながら起き上がりましょう。

5. ヒールタッチクランチ
仰向けに寝た状態で膝を90度に曲げます。上体を少し起こして、腹筋の横を意識しながら左右に動かして踵にタッチします。

6. レッグシザース
仰向けの状態で肘を着き、膝を真っすぐ伸ばして浮かせます。脚を伸ばしながら交互に上下させましょう。お腹の力を抜かないように意識してください。

ベストコンディションジムは2004年に福岡市中央区にオープンして以来、アスリート専用トレーニングジムとして多くのアスリートにプログラムを提供してきた。代表の窪田はリオオリンピックでバスケットボール女子日本代表のストレングスコーチを務めるなど、バスケットボールとの関わりは深い。最近はオンラインでのトレーニング指導『宅トレ』の普及に力を入れている。⇒http://best-condition.com/