ステフィン・カリー

「待つ時間としては最長。『バブル』での試合を見るのもつらかった」

NBAと選手会は2020-21シーズンの12月22日開幕案に合意し、年末から再び世界最高峰の戦いが見られることになった。

オーランドの『バブル』でNBAファイナルに勝ち進んだレイカーズとヒートにとっては短期のオフになるため、通年より心身の準備が難しくなる。彼らにとっては厳しいシーズンになるだろうが、『バブル』にすら参加できなかった今シーズンの下位8チームにとっては待ち望んだ開幕だ。

ウォリアーズのステフィン・カリーも逸る気持ちを抑えられない様子。まだ年内開幕が内定していなかった先週、Instagramのライブ配信中にファンからの質問に答えたカリーは「もちろんプレーしたいよ」とコメントした。「だってバスケットボールが大好きだからね。チームメートとコートに立って、相手と競争したい。ファンのみんなだってバスケを見たいでしょ? 今のところいつから開幕するのか分からないけれどもちろんプレーしたいし、早くシーズンが始まればいいと思っているよ」

今シーズンは左手の骨折によりわずか5試合の出場に終わったカリーは、3月5日のラプターズとの復帰戦を最後に実戦から遠ざかっている。そのストレスもあってか、「待つ時間としては最長だね。『バブル』での試合を見るのもつらかった。だからこそ、もうプレーする準備はできているよ」とも語っている。

カリーのように最後の試合から7、8カ月も空いてしまった選手たちは、大好きなバスケをプレーしたい気持ちが過去最高の状態にある。約1カ月半後の新シーズン開幕が待ち遠しい。