ターンオーバーの多さに泣いた信州ブレイブウォリアーズ、大黒柱のマクヘンリーが初出場もSR渋谷に6点差の惜敗

ターンオーバーの多さに泣いた信州ブレイブウォリアーズ、大黒柱のマクヘンリーが初出場もSR渋谷に6点差の惜敗

2020/10/17
信州ブレイブウォリアーズ

ターンオーバーが多い悪癖を露呈

信州ブレイブウォリアーズがホームにサンロッカーズ渋谷を迎えた第1戦。大黒柱のアンソニー・マクヘンリーが初出場し、小野龍猛がケガから復帰と役者が揃いつつある信州だが、18個のターンオーバーが響き77-83で敗れた。

信州はマクヘンリーがボール運びを担うことで、SR渋谷の前線からのハードプレッシャーをいなす。またマクヘンリーのピック&ロールからズレを生み、3ポイントシュートを多投するオフェンスが効果的に決まる。前半だけで2点シュートを上回る17本の3ポイントシュートを放ち、8本を成功させた。

一方、SR渋谷は信州とは対照的にドライブとインサイドを中心にオフェンスを組み立てる。3ポイントシュートの試投数は8本と少ないがそのうち4本を成功させた。また、前節の宇都宮ブレックス戦で24得点を挙げた西山達哉を徹底マークし、3個のターンオーバーを誘発するなど持ち前のディフェンス強度を見せつけた。互いに一歩も譲らず、33-33と同点で前半を終えた。

後半に入ると、SR渋谷がオフェンスで上回る。ガード陣のリムアタックでズレを生み、そこからのインサイドアウトで3ポイントシュートをしっかりと沈める。さらに外を警戒した信州に対し、ガードが溜めを作って中を使い、チャールズ・ジャクソンが2連続でバスケット・カウントを獲得するなど、内外バランスの良いオフェンスを展開し、2桁のリードを得た。

信州は栗原ルイスが3ポイントシュートを決め返し、さらに大崎裕太がトランジションからアンスポーツマンライクファウルを誘発するなど2点差まで盛り返す。だが、このクォーターだけで5本のオフェンスリバウンドを許しセカンドチャンスポイントを与え、軽率なターンオーバーも続いてしまい、結局10点ビハインドで最終クォーターを迎えた。

信州ブレイブウォリアーズ

伊佐コーチ「全然違ったチームでした」

点差を詰めたい信州だが、最初のポゼッションでターンオーバーから速攻を許してしまう。マクヘンリーにボールを預けたいが、ビッグマンのプレッシャーが激しく、簡単にパスを渡せずにオフェンスが停滞した。

2桁前後の点差で試合は推移していったが、終盤に信州はディフェンスから流れをつかむことで猛追する。相手のシュートミスを狙うだけでは追いつけないため前線からプレッシャーを強め、マクヘンリーのスティールからジョシュ・ホーキンソンの速攻に繋げる。さらに今度はホーキンソンのパスカットから栗原の3ポイントシュートに繋げ、残り1分23秒で4点差まで迫った。

だが残り1分を切り、オフェンスリバウンドを奪われ、田渡修人にこの日5本目の3ポイントシュートを許して勝負アリ。その後、西山が3ポイントシュートを決め返すが、ファウルゲームも実らず、6点差で敗れた。

終盤に猛追を見せた信州だったが、18個のターンオーバーから17得点を献上し、17本のオフェンスリバウンドから13得点を許してしまっては勝ち切ることは難しい。だが、これだけネガティブな要素がある中で接戦に持ち込めていることは収穫とも言えなくはない。

特に大黒柱のマクヘンリーが出場できたことは信州にとって追い風となる。マクヘンリーを良く知る、SR渋谷の伊佐勉ヘッドコーチも「4試合を見ましたが、メンタルの柱でもありますし、彼が入ることによって攻守において全然違ったチームでした」と信州の印象を語った。

過去の2節と違い初戦から接戦に持ち込んだ信州。修正力には定評があるだけに、明日の第2戦でB1初勝利を挙げたいところだ。

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