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中国でプレーを続けつつ、シーズン終盤にNBA復帰を狙う
ペイサーズからフリーエージェントになったベテランビッグマンのアル・ジェファーソンが、早くも次の契約先を決めた。『Real GM』によれば、ジェファーソンは中国リーグのフライング・タイガースと契約したという。
33歳のジェファーソンは、昨シーズン36試合に出場。出場時間はキャリア最低の13.4分にとどまったものの、平均7.0得点、4.0リバウンドを記録し、力が衰えていないところを証明した。ただ、順調に再建を進めているペイサーズは若手にもチャンスを与える方針のため、ジェファーソンをチームに呼び戻さず、彼の枠をこれからの選手に使う判断をした。
おそらくジェファーソン本人も、より出場時間が得られる環境を求めたのだろう。それに中国リーグのレギュラーシーズンは3月上旬には終わるため、それまでトップレベルで活躍できるコンディションを維持していることを証明できれば、NBAのプレーオフに進出する可能性が高いチームからオファーが届く可能性がある。
海外リーグ経由でNBA復帰を計画しているベテランは近年増える傾向にあり、昨シーズンではタイ・ローソンが中国リーグを経て、今年の4月にウィザーズと契約した。
ジェファーソンも、中国で大金を稼ぎつつプレータイムを得て、来春に備えるつもりなのかもしれない。この計画通りNBA復帰を果たせるかは、約9カ月後に分かる。
The big plays from Big Al Jefferson in 2017-18 ⤵ pic.twitter.com/NIdtqXC0Y3
— Indiana Pacers (@Pacers) 2018年5月20日