写真=B.LEAGUE

「共に戦い、必ずB1昇格、B2優勝しましょう」

広島ドラゴンフライズは今日、岡本飛竜の獲得を発表した。岡本は島根スサノオマジックでキャリアをスタートさせ、3年目となった昨シーズンは56試合に出場。170cmと小柄だが、ガッツ溢れるアグレッシブなディフェンス、ストリート仕込みの1on1の強さを持ち味とし、流れを変える存在として重宝された。それでも平均13.1分の出場で1.9得点、1.6アシストと前年から軒並みスタッツを落としており、B1の洗礼を受けたと言える。

広島は一昨シーズンこそ入れ替え戦まで進み、昇格まであと一歩のところまで迫ったが、昨シーズンは勝ち星を13減らして西地区の3位と振るわず、B1昇格が逆に遠のく結果となった。岡本にとってもチームにとっても再起を期すシーズンとなることは間違いない。

岡本はクラブの公式ホームページに以下のコメントをしている。「自分のエネルギーでチームに素晴らしい影響を与えられることを楽しみにしています。広島ドラゴンフライズに関わる皆さんと、これから一緒に成長していきたいと思います。共に戦い、必ずB1昇格、B2優勝しましょう。よろしくお願いします」

また、広島は坂本ジェイの獲得も発表している。坂本は206cmのパワーフォワードで2012年に日本国籍を取得した帰化選手だ。ただし仙台89ERSでは持病の腰痛に悩まされ2試合の出場に終わり、途中で契約解除となった。それでもオン・ザ・コートルールの改正に伴い、帰化選手の価値は上がっており、コンディションさえ整えばチームの大きな強みになるはずだ。

岡本のスピードとアグレッシブさ、坂本の高さと身体能力を加えた広島は、B1昇格への準備を着々と進めている。