名古屋Dに敗れるも滋賀レイクスターズが見せたチーム力、主将の狩俣は「良いプレーもいくつかあった」

名古屋Dに敗れるも滋賀レイクスターズが見せたチーム力、主将の狩俣は「良いプレーもいくつかあった」

2020/09/23
滋賀レイクスターズ

「これからもっともっと良いチームになるんではないか」

滋賀レイクスターズが名古屋ダイヤモンドドルフィンズを守山市民体育館に迎え、テストゲームを行った。昨シーズンの滋賀は若手の成長もあり、Bリーグ最高勝率を大きく更新したが、主力を務めたほとんどの選手がチームを離れた。そして、名古屋Dへ移籍した齋藤拓実、ジェフ・エアーズ、狩野祐介と再会を果たした。

滋賀の先発は村上駿斗、ウィル・クリークモア、狩俣昌也、晴山ケビン、今川友哲の5人。木下誠のスピードを抑えられずに5-14と先行されたが、ボールマンへのプレッシャーを強めターンオーバーを誘発するなど、ディフェンスから立て直すと、伊藤大司に続き今川も3ポイントシュートを沈めて反撃開始。第2クォーター開始2分、狩俣がゴール下へ絶妙なパスを送り、クリークモアがイージーシュートを沈めて逆転。さらに狩俣が3ポイントシュートを沈め25-21とリードしたところで名古屋Dにタイムアウトを取らせた。

だが、ここから名古屋Dの時間が続く。エアーズに内外から得点を許し逆転されると、エアーズに注意が集中した隙に外から射抜かれ、抑えどころを見失っていった。さらに前線からプレッシャーをかけられオフェンスファウルを犯し、強度が増した相手ディフェンスを崩せずに得点が止まった。

30-38で始まった後半も、滋賀は苦しい展開が続く。開始わずか15秒で唯一の外国籍選手クリークモアが個人4つ目のファウルをコールされ、ベンチに退くことに。ジャスティン・バーレルにインサイドを狙われて速攻も許し、相手のシュートミスに助けられはしたが、攻守ともに後手を踏んだ。ターンオーバーを誘発してもそれを得点に繋げることができず、フリースローも決めきれずに点差は開いていく。攻守ともにやるべきことは遂行するものの、肝心なフィニッシュが決まらず、最終スコア70-84で敗れた。

今川友哲

今川「自分より小さい選手に仕掛けていくと相手は怖い部分がある」

キャプテンの狩俣は「結果は負けてしまったんですが、プレシーズンゲームをやってくる中で出てきた反省を生かして、取り組もうという課題に対していたことに対して良いプレーもいくつかあったので、そこは良かった」と試合を総括した。

敗れたとはいえ、点差が示すように中心選手が抜けたチームとは思えない内容となった。終始、指揮官が求めるプレーを遂行できた結果だっただけに、チームは前を向けるはず。指揮官のショーン・デニスも「外国籍選手が少ない中、今やるべきことをやってくれた。そこに関しては誇りに思っていますし、逆にこれからもっともっと良いチームになるのではないか」と自信を深めたようだ。

また、オフェンスでは3ポイントシュートを沈め、インサイドで奮闘した今川は「自分が自分より小さい選手に仕掛けていくと相手は怖い部分があると思います。手応えはあったんで、そういう部分はちょっとはできたのかなと、シーズン通してできたら良いなと思います」と語り、現状のチームに手応えを得ている。

主力が抜けてゼロからチーム作りをしている滋賀が、昨シーズンのような好成績を残すと思っている人は少ない。だが、デニスヘッドコーチの下、高い遂行力で試合を進める滋賀が昨シーズンのようなサプライズを再現する可能性は十分にある。

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