広島ドラゴンフライズが強みである3ポイントシュートで流れをつかみ、滋賀とのプレシーズンゲームを制す

広島ドラゴンフライズが強みである3ポイントシュートで流れをつかみ、滋賀とのプレシーズンゲームを制す

2020/09/21
アイザイア・マーフィー

後半は内外でバランス良く得点を重ね主導権を握る

9月19日、広島ドラゴンフライズがホームに滋賀レイクスターズを迎えたプレシーズンゲームを97-73で勝利した。

外国籍選手が全員合流している広島に対して、滋賀はウィル・クリークモアのみという状態での戦いに。広島の先発は古野拓巳、田中成也、朝山正悟、トーマス・ケネディ、グレゴリー・エチェニケ。対する滋賀は狩俣昌也、村上駿斗、晴山ケビン、今川友哲、クリークモア。

前半は互角の戦いが続いた。外国籍選手が1人しかいない滋賀はサイズ不足をスピードと外角シュートでカバーする。司令塔の狩俣が緩急あるプレーメークを行い、1番から5番の全員が前が空けば躊躇することなく3ポイントシュートを狙い得点を重ねていく。さらにオフボールでのスクリーンを多用して、ディフェンスのズレを作り自分たちのリズムでシュートを放つ。

広島は全員が3ポイントシュートを打つ滋賀に対して的を絞ることができず苦戦する。コミュニケーションミスもありディフェンスでのローテーションに遅れが生じ、簡単に得点を許してしまう。それでもオフェンスでは昨シーズンB2、MVPであるエチェニケが高さとパワーを生かしてインサイドを制することで広島も得点を重ねる。

広島はインサイド、滋賀はアウトサイドを中心に得点を重ね互角の戦いが続くが、途中で滋賀がディフェンスのインテンシティを上げリズムをつかみかける。それでもルーキーのアイザイア・マーフィーが持ち前の身体能力を生かしてアグレッシブにドライブを仕掛けたり、速攻や3ポイントシュートでチームに勢いを与え、前半を48-42と広島がリードして折り返した。

後半に入ると広島が強みである3ポイントシュートで流れをつかむ。古野がボールプッシュし朝山がワンフェイクでディフェンスをかわして連続で3ポイントシュートを沈めるなどして点差を2桁に乗せる。インサイドではケネディがスピードと高さを生かして得点を重ね、滋賀からファウルを誘うと後半開始4分で滋賀はクリークモアが個人ファウル4つ目、チームファウルも5つに。コート全員が日本人になった滋賀は広島のインサイドに対し、ダブルチームや3人で抑えに行くが、広島はそこでフリーになった田中や朝山がしっかりとシュートを沈めた。

前半では個の力に頼っていた広島だったが、後半になるとピック&ロールやセットオフェンスも増え内外でバランス良く得点を重ねる。ディフェンスのローテーションミスも減り、攻守ともにリズムをつかんで行った。

その後もハードなディフェンスでタフショットを打たすとディフェンスリバウンドからの速攻に持ち込む。そこでもマーフィーが脚力を生かして先頭を走り得点を重ねるなど、各選手の強みを生かした広島が最終スコア97-73で勝利した。

勝利した広島の堀田剛司ヘッドコーチは「皆さんの前で試合ができることをうれしく思います。B1に昇格し、これから戦いが始まります。気を引き締めて頑張りますので、引き続き応援お願いします」と語った。

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