ジミー・バトラー

チームメートに大好評『Big Face Coffee』の商標登録手続きも進める

ヒートのリーダーとしてチームを引っ張るジミー・バトラーは、『バブル』での宿舎でチームメートがホッとできる空間をプロデュースしている。

バトラーはディズニーワールドで滞在しているホテルの部屋で簡易的なコーヒーショップを開店。『Big Face Coffee』という店名で、部屋の扉に手書きのメニューと価格が貼り付けられている画像をチームメートがソーシャルメディアに投稿したことで知られることになった。『バブル』での単調な生活を楽しむためのジョークかと思われたが、何事にも100%本気で取り組むバトラーは次の行動に出た。

『Sun Sentinel』によれば、バトラーは『Big Face Coffee』の商標登録手続きを進める準備を依頼したという。代理人のバーニー・リーは「画像が出回ってから誰もが思ったことだろうけれど、このチャンスを生かそうとする連中が出てくるかもしれないことに気づいた。それでジミーは、自分のブランドを守るために行動した」と語る。

商標登録を申請している項目には、コーヒー豆だけではなくアパレル商品など『Big Face Coffee』関連の商品が細かく記されているという。リーは「彼はディテールにこだわる人だからね。アイテムに関しても、すべてジミー本人が決めてやっているよ」とコメントしている。

『バブル』で開店した『Big Face Coffee』第1号店では、スモール、ミディアム、ラージのサイズにかかわらず1杯20ドル(約2100円)に設定されている。しかも支払いは現金のみで、『ツケ払い』は受け付けていないそうだ。

メイヤーズ・レナードは、バトラーが淹れてくれたダブルショットアーモンドミルクラテを自身のTwitterで絶賛している。また、ゴラン・ドラギッチは閉店後にバトラーの部屋を訪れてしまい、「今日は『Big Face Coffee』を飲めないみたいだ。ちゃんと現金も持ってきたのに」と残念そうに立ち去る動画を投稿した。

『バブル』での長い長い隔離生活では、リラックスするための手段は一つでも多い方が良い。カンファレンスファイナルまで勝ち進み、試合へのプレッシャーも増す中ではなおさらだ。