ドワイト・ハワードは『バブル』の難しさを実感しつつ、勝利へとひたむき「ポジティブなエネルギーをもたらしたい」

ドワイト・ハワードは『バブル』の難しさを実感しつつ、勝利へとひたむき「ポジティブなエネルギーをもたらしたい」

2020/09/17
ドワイト・ハワード

「この状況を悪い方向に作用させるわけにはいかない」

レイカーズのドワイト・ハワードは、オーランドでの『バブル』参加を躊躇った時期があった。人種差別撲滅を訴えるためプレーしない選択肢を考えたが、最終的にはチームの優勝のため参加を決めた。

レギュラーシーズンと同様にベンチからの役割に徹し、ムードメーカーとして盛り上げ役も担っているハワードは、レイカーズに欠かせない存在の一人だ。ロケッツとのカンファレンスセミファイナルでは、スモールラインナップ対策で2試合しか出場機会を与えられなかったが、チームの方針を受け入れている。以前の彼だったら、その時点でメディアの前で起用法に関する不満を口にしていたかもしれない。しかし、レイカーズで再起のチャンスをもらった彼は大人になった。

「コートに出ていようと出ていなくても、チームメートは僕を必要としてくれている。ロッカールームでもコートでもポジティブなエネルギーをチームにもたらしたい。起用法に腹を立てて、誰かを批判するのは簡単だよ。だけど今はポジティブに考えているし、チームには優勝するチャンスがある」

そう語るハワードだが、バスケットボールしかない『バブル』での生活が精神状態に及ぼす影響について、こう明かした。

「ここでの生活は大変だよ。何もすることがないし、行く場所もない。気持ちの切り替えをしたくてもやることがない。今は息子が一緒だから、楽しむ方法を探しているところさ。とにかく優勝するためにはあと8勝が必要で、ポジティブな考え方を維持しようとしている。いつもホテルの部屋にいて、家族や友人とも会えないし、いつも同じ光景しか目にしていないからとても大変だけどね。ただ、この状況を悪い方向に作用させるわけにはいかない」

レイカーズは現地18日からナゲッツとのカンファレンスファイナルに臨む。優勝に必要なあと8勝のため、ハワードは『バブル』で可能な限りポジティブ思考を維持しようと努力している。

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