ウォリアーズ、王朝時代を盤石にするためトンプトンとグリーンとの契約を目指す

2018/06/11
NBA&海外
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写真=Getty Images

オーナーはラグジュアリータックスを支払うことも容認

2012年から2年連続優勝したヒート以来となる2連覇を達成したウォリアーズは『王朝時代』を築いたと言っていいだろう。ステフィン・カリーが昨夏2億ドル(約219億円)超えのスーパーマックス契約を結び、オフにフリーエージェントになるケビン・デュラントも再契約が濃厚。健康な状態さえ保てれば、来シーズンは2000年から2002年までリーグを席巻したレイカーズ以来となるスリーピート(3連覇)も達成できるかもしれない。

そのためにはコアメンバーを今後も残すことが大前提となる。そのために、オーナーのジョー・レイコブが早くも行動を開始した。ファイナル終了後すぐに、クレイ・トンプソンとドレイモンド・グリーンとの延長契約締結に向け、今オフに交渉することを明言したのだ。

とはいえ、オールスター4選手をロスターに残すのは簡単ではない。昨年のオフにはアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンとチームが再契約を結べるよう大幅な減額を受け入れたデュラントだが、今回は相応の金額でなければ首を縦には振らないだろう。そうなると、チームの総年俸額はサラリーキャップを大幅に超え、レイコブはリーグに高額なラグジュアリータックスを支払わなければならなくなってしまう。

その上、来シーズン終了後に現在の契約を満了するトンプソン、現行の契約があと2年残っているグリーンと延長契約を結べば、支出額は大幅に増えてしまう。だがレイコブは「良質なものにはコストがかかる」とコメント。「我々は、今夏クレイとドレイモンドと延長契約を結べるように努力する。彼らは欲しいものを手にするだけの資格を得た。フリーエージェントになるまで待ちたいと考えるかもしれないが、彼らをチームに留めるためなら何でもやる」

超えなければいけない壁は多いかもしれないが、この4年間トップチームに君臨してきたチームを支えているコアメンバーを残すというプランを、球団トップが明言したのは建設的だ。

1年前は、カリーが超高額契約を手にした。困難なシーズンを乗り越えて連覇達成に成功した今夏は、デュラント、トンプソン、グリーンが笑うオフになりそうだ。