すぐさま作られたJR・スミスのコラージュ画像

NBAのゲームとしてはNo.1の知名度と売上を誇る『NBA2K』シリーズの記念すべき20作目の発売が発表され、あわせてカバーを飾るのがレブロン・ジェームズであること、そのイメージビジュアルが公開された。

王冠の図柄をあしらった『KING』、レブロンも参加するNIKEの平等をアピールするキャンペーン『EQUALITY』といったキーワードとともに、G.O.A.T(Greatest of all time=史上最高の選手)の文字も添えられたビジュアルはインパクト十分。記念すべき20作目に懸ける制作サイドの意気込みが伝わってくる。

レブロンは15作目の『NBA 2K14』でカバーを飾ったが、これはヒート時代のもの。5年ぶりの登場に際してレブロンは、『Bleacher Report』にこんなコメントを寄せている。「自分が子供の頃から大好きで遊んでいたゲームタイトルだ。その20作目のカバーを自分が飾るなんて恐縮してしまう。2Kの歴史でも特別な瞬間に自分がかかわるなんて光栄だし、ファンがこれを手にすると思うと興奮するよ」

その一方で、素晴らしいクリエイティブが発表されるとすぐにイジるのもこの国のスポーツ文化の一つだ。レブロンの『2K』クリエイティブがSNS上で拡散されて間もなく『Bleacher Report』はJR・スミスをキャラクターに据えたコラージュ画像をTwitterにアップしている。

本物と間違えそうなクオリティだが、JR・スミスを取り囲む言葉は皮肉に満ちたマズい言葉ばかり。レブロンとのその対比も笑いに変えるあたり、毒の効かせ方が半端ではない。一つ例を挙げると「I knew it was tied」は「同点だと分かっていた」の意味で、先日のファイナル第1戦での『世紀のミス』に対するJR・スミスの言い訳を揶揄したものだ。

『Bleacher Report』のジョークはともかく『NBA 2K19』には大いに期待したい。20周年記念エディションが2018年9月7日に、通常版が9月11日に発売される。20周年記念エディションは日本でも6月20日から予約開始となる予定だ。