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18年目のシーズンでも悲願達成はならず

今シーズン開幕をジャズで迎えたジョー・ジョンソンは、今年2月にキャバリアーズ、ジャズ、キングスによる3チーム間トレードでキングスに移籍したが、契約バイアウト後ロケッツと契約を結んだ。

ロケッツとの契約は2017-18シーズン終了までのため、オフにはフリーエージェントになる。悲願の初優勝に向け、優勝候補ロケッツに移籍するも、チームは西カンファレンス・ファイナルで王者ウォリアーズの前に涙を呑んだ。

ロケッツとのシリーズ第7戦後、去就について聞かれたジョンソンは「優勝リングが欲しい」と即答。「(引退については)考えていない」と続けた。

サンズ時代に頭角を現し、ホークス時代にはリーグを代表するクラッチ・プレーヤーに成長したジョンソンの勝負強さは健在だ。『Iso-Jo』のニックネームが示す通り、37歳の今も試合終盤にオフェンスを任されれば違いを生み出せるほどの力を持っている。

本人はロケッツとの再契約を希望。仮に交渉が上手くいかなかったとしても、優勝を狙える強豪への移籍しか考えていないと言う。「優勝を狙えるチームでやりたい。ただプレーするだけのような形にはしたくない」

ロケッツでは出場時間が限定されたものの、未だにベンチから二桁得点を決められる力を持っている。数年前から取り入れたビクラムヨガの効果により体力の衰えも見られず、気力も充実しているだけに、優勝を狙えるチームからオファーが届く可能性は高い。

レブロン・ジェームズ、ポール・ジョージら大物フリーエージェント選手の契約先が決まってからになるだろうが、どうやら来シーズンもジョンソンがプレーする姿が見られそうだ。