ダンカン引退後のフロントコートを担うツインタワーに
フリーエージェントのパウ・ガソルが、新天地にスパーズを選んだ。7月14日、スパーズは、ガソルとの契約を発表。ティム・ダンカン引退発表から4日後、新体制の核となる選手を獲得したことになる。
ガソルは、Twitterでスパーズ入団の喜びと、ここ2シーズン所属したブルズに対する感謝のメッセージを投稿した。
「スパーズファミリーの一員に加われて興奮しているし、誇らしく思っている。始動が待ちきれない!」
I'm very excited and proud to be a part of the @spurs family! I can't wait to get started! #GoSpursGo https://t.co/0CAwS1l6tC
— Pau Gasol (@paugasol) July 14, 2016
「記憶に残る2シーズンをありがとう、シカゴ!」
Thank YOU, Chicago, for 2 unforgettable seasons! https://t.co/AiHrNzTNVn
— Pau Gasol (@paugasol) July 14, 2016
新シーズンからは、ラマーカス・オルドリッジをパワーフォワード、ガソルをセンターで先発起用することが濃厚。技術に秀で、得点力もあり、36歳となった今も1試合平均30分以上の出場を続けるなど、体力面での衰えは見られないガソルの加入は大きい。
レイカーズ時代には2009年と10年の2連覇に貢献。あのコービー・ブライアントからも絶大な信頼を得た選手として知られ、ブルズ移籍を決める前には、ブライアントが残留を強く要望したというエピソードは有名だ。
バスケットボールIQの高さはリーグトップクラスで、名将グレッグ・ポポビッチの指示にも問題なく対応できるだろう。
19年間チームを支えたフランチャイズプレーヤーのダンカンに代わり、来シーズンからは、ガソルが『スパーズの賢者』となりそうだ。