ルカコーチ「我々らしく全力を尽くして戦いたい」
Bリーグのチャンピオンを決めるファイナルを明日に控え、会場となる横浜アリーナに両チームが集結。両チームのヘッドコーチと選手が会見を行った。
A東京のヘッドコーチ、ルカ・パヴィチェヴィッチは「長い60試合を消化し、激戦の東地区からファイナルに進めたことは喜ばしいです。明日の試合は楽しみもありますが、我々らしく全力を尽くして戦いたい」と語る。
対する千葉の大野篤史ヘッドコーチは「60試合戦ってきて、自分たちが目指したもの、成長してきた姿を発揮できるように。選手と一緒に頑張りたい」と話した。
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A東京のキャプテン、正中岳城は「ファイナルに進めて非常にうれしく思っています」と大舞台に立つ喜びを感じつつも、「明日の試合までできることをすべてやって、リーグを締めくくる素晴らしい試合ができるよう、お互いに切磋琢磨して良いファイナルにしたい」と好試合を誓う。互いに譲らない接戦になることが予想されるが、正中は勝負のカギを「チーム全体が強度を持ったプレーを出すこと」と語る。「それが何より大事で、常にヘッドコーチが求めている部分をコートに出せるかが勝負を分けると思う。僕自身も、チーム全員が戦えるような気持ちでコートに立ちたい」
また千葉のキャプテン、小野龍猛は「60試合やってきたことをチーム全員でコートに置いていくつもりです。自分たちのやってきたことを信じてファイナルに臨みたい」と、これまで積み上げてきたものをファイナルで発揮すると語った。
田中大貴「悔いなく」、富樫勇樹「ワクワク」
すでにコートの準備は出来上がっており、両チームは今日、ファイナルのコートの感触を実際に確かめながら練習を行っている。コートの頭上にはBリーグオリジナルの天井吊り型の大型ビジョン4面、また4隅にもそれぞれ特設のビジョンが設置された。来場者は、Bリーグが掲げる『夢のアリーナ』にまた一歩近づく体験ができそうだ。
田中大貴は言う。「過去に一度ファイナルを経験していますが、3000人の代々木第二でのファイナルでした。今回は1万人を超えるお客さんの前でプレーするということで、緊張するのか普段通りできるのか分かりませんが、ラスト1試合なので悔いのないようにすべて出し切りたい」
また富樫勇樹は「Bリーグ開幕戦でA東京と琉球の試合を会場で見ましたが、やっている選手は幸せだなと感じました」と眺めるしかなかった2016年9月の『歴史的開幕戦』を思い出しつつ、「ファイナルで1万人を超える観客の前でプレーできるのはワクワクする。この日のためにすべてやってきたので、出せる力をすべて出したい」と、大舞台での活躍を誓った。
Bリーグチャンピオンを決めるファイナルは明日14時05分試合開始となる。
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