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次男リアンジェロ、三男ラメロのレイカーズ入りへ布石

ロンゾ・ボールはレイカーズでのNBAデビューシーズンを終えたばかりだが、父親のラバー・ボールは、すでにレイカーズがロンゾと延長契約する際にプラスになる『提案』をし始めた。

『Hoops Hype』によれば、ラバーはロンゾが格安の契約でレイカーズとの延長契約に応じる用意があると語ったという。もし次男リアンジェロ、三男ラメロもレイカーズとプロ契約を結べば、同じように格安の金額で契約することもほのめかしている。

これはボール3兄弟がコート外で高額な収入を得られているからだという。

ラバー・ボールは『USA Today』に、自らが代表を務めているビッグ・ボーラー・ブランドのシューズが中国で大人気であることを踏まえ「メロのシューズは400ドル(約4万3000円)、ロンゾ・モデルは500ドル(約5万4000円)する。もし今後1、2年で100万足以上のシューズが売れれば、その売り上げはすべて息子たちに渡すつもりだ。だいたい4億ドル(約438億円)から5億ドル(約540億円)になる」とコメント。「ロンゾ、ジェロ、メロは、現役選手として史上初の年収10億ドル(約1009億円)選手になる」

以前は次男をドラフトで指名しなければ、ロンゾもレイカーズと延長契約を結ばないと語ったラバーだが、双方にとってプラスになる提案をして『3兄弟揃ってのレイカーズ入り』という悲願を達成しようとしているのだろう。レイカーズにとってラバーは間違いなく煙たい存在だが、リアンジェロとラメロの将来は別として、ロンゾと格安の契約を結べるのなら、レイカーズにとってはメリットしかない。