写真=Getty Images

指名は確実だが渡米は2019年になる可能性も

2018年ドラフト上位指名候補に挙げられているスロベニア出身のルカ・ドンチッチ。今年の全体1位指名権を持つサンズは、前スロベニア代表ヘッドコーチのイゴール・ココスコフを指揮官に招聘した。そのためドンチッチを指名するのではないかと言われているが、216cmの大器、アリゾナ大学のディーンダー・アイトンを指名する可能性も噂されている。

肝心のドンチッチはというと、本人は今年のドラフトの結果にかかわらず、2018年はヨーロッパに留まる可能性を示唆。現所属先のレアル・マドリーは、ユーロリーグのファイナル4に勝ち進んでいるため、目下ドンチッチは欧州制覇に集中している。

ドンチッチはファイナル4の会見で「あと2試合(準決勝と決勝もしくは3位決定戦)がユーロリーグで最後の試合になるかは分からない。まだ何も決めていない。シーズン終了後に決めるようになる」と語った。

19歳のドンチッチは、昨シーズンもファイナル4の舞台に立った。しかし、フェネルバフチェとの準決勝では大舞台の重圧に苦しみ、フィールドゴール6本中0本成功の無得点に終わり、チームも75-84で敗れた。

ドンチッチにとっては、まず1年前のリベンジが先決。アメリカ行きに関する結論は、それからドラフトまでに決めることになる。