藤田ヘッドコーチが自らリクルート
琉球ゴールデンキングスは今日、キム・ティリとドウェイン・エバンスの獲得を発表した。
昨シーズンの途中から指揮を執る藤田弘輝ヘッドコーチが『リーグNo.1のハードワークチーム』、『全員で戦うオフェンス』に合致する選手として自らリクルートしたという。
ティリはフランス出身、210cm101kgのパワーフォワード。これまでにフランスやスペイン、ギリシャなどでプレーした経験を持つ。フランス代表としても活躍し、2014年にスペインで開催されたワールドカップでは銅メダルを獲得、2016年のリオ五輪にも出場している。210cmのサイズながら3ポイントシュートも打つことができ、プレー幅の広い選手だ。
クラブはティリについて「攻守ともにハードワークできる魅力的な選手で、キングスが目指す激しいフルコートディフェンスの模範的存在になってくれる事を期待しています」とし、こう紹介している。「ヨーロッパの高いレベルのチームで長年プレーをしていた選手でもあり、チームカルチャーの構築に貢献すると共にキングスが目指すリーグNo.1のハードワークチームに不可欠な存在だと確信しています」
ティリはクラブを通して次のコメントを発表している。「琉球ゴールデンキングスでプレーできることを大変喜んでいます。これまで沖縄という土地、文化、そしてチームについて素晴らしいという話を多く聞いていましたし、契約前に藤田ヘッドコーチとの電話でもとても良い会話ができました。キングスのチームメイト、スタッフ、ファンの皆さまと早くお会いし、共に戦いたいです!」
エバンスはアメリカ出身、201cm104kgのスモールフォワード。2014-15シーズンからの4シーズンをドイツでプレーし、昨シーズンはイタリアでプレーした。イタリアでは19試合に出場して平均プレータイム30.5分で14.1得点、7.1リバウンド、1.8アシストを記録している。
クラブはエバンスについて「最大の特徴はディフェンスでハードワークができる点」とし、こう紹介している。「インサイドプレーヤーとしては少し小柄ではありますが、高いリバウンド能力と激しいディフェンスで大柄な選手に対しても引けを取りません」。またオフェンスについても「速攻で先頭を走ることのできる脚力を持っており、さらにリングへアタックできる攻撃の要になることもできます」と期待を寄せている。
エバンスはクラブを通して次のコメントを発表している。「琉球ゴールデンキングスの一員となれることをとても嬉しく感じています。そして日本の文化を体験することも非常に楽しみに思っています。リーグ戦を戦い抜いて、沖縄に優勝を持ち帰りたいと思います!」