写真=Getty Images

17得点10リバウンド10アシストを記録

2018年のNBAドラフト全体1位指名候補のルカ・ドンチッチが、リーガACB史上最年少となる19歳でのトリプル・ダブルを達成した。

レアル・マドリー所属のドンチッチは、5月9日に行なわれたベティス戦で17得点10リバウンド10アシストを記録し、104-89での勝利に貢献。ACB史上7回目のトリプル・ダブルで、フラン・バスケスが2007年に達成して以来初だという。

欧州は1試合40分制で、しかも試合ペースもNBAと比べれば遅い。にもかかわらず、ドンチッチは22分33秒の出場でフィールドゴール4本中4本、3ポイントシュートも3本すべてを決めるノーミスで快挙を成し遂げた。

今年のNBAドラフトにエントリーしたドンチッチは、上位3位までに指名される可能性が高い。ドラフト前にエントリーした選手が、各チーム関係者の前で実戦形式の練習、筋力、敏捷性の測定などを行なうNBAドラフトコンバインには参加しないものの、国際大会、リーガでの実績からいって、ドンチッチの力はNBA全チームのGMに知れ渡っている。ドラフト前に大きなインパクトを残したドンチッチは、果たして何位で指名されるだろうか。1巡目上位指名順が確定後、上位指名権を持つチームの動きも加速化するはずだ。