セブンティシクサーズ

ハリス「自分たちはチーム一丸となって戦っている」

現地8月12日のセブンティシクサーズvsラプターズの一戦で、両チームのベンチが熱い『番外戦』を繰り広げた。

セカンドユニットがコートでプレーしていた間、シクサーズのジョエル・エンビード、トバイアス・ハリス、アル・ホーフォード、ジョシュ・リチャードソン、ラプターズのカイル・ラウリー、フレッド・バンブリートらが互いに指をさし合い声をあげ、チームに声援を送り続けた。

結果ラプターズが125-121で勝利したが、プレーオフも無観客で行われるため、ベンチにいる選手の熱量も勝敗を左右するファクターになり得る。この試合では選手から笑顔も見られるなどカジュアルな『番外戦』だったが、プレーオフではこちらも熱の入った戦いに発展するだろう。

ホーフォードは敗れたものの試合後に「面白かった。自分たちでエネルギーを生み出さないといけない時間帯もあるからね。それに普段は出場時間が短い選手がプレーする姿も見られて良かったよ」とコメント。

ハリスも「自分たちはチーム一丸となって戦っている」と続いた。「チーム全員の力が必要なんだ。今日はセカンドユニットに任せた。この時期にチームの繋がりを感じられるのはうれしいもの。プレーオフではチームの選手層が重要になるからね」

東カンファレンス6位のシクサーズは、ファーストラウンドで3位のセルティックスと対戦する。ベン・シモンズは左膝の手術により今シーズン残り試合欠場が濃厚で、足首を痛めたエンビードのコンディションも気になるところ。今のシクサーズには、間違いなくベンチの熱気による後押しが必要だ。