堅守復活のウォリアーズがプレーオフ1回戦突破、スパーズとともに不安説を一蹴

2018/04/26
NBA&海外
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写真=Getty Images

ペリカンズとのセミファイナルでステフ・カリーは復帰へ

ウォリアーズは4勝1敗でスパーズを下し、プレーオフ1回戦突破を決めた。このシリーズが始まる前、ウォリアーズに対しては懐疑的な見方もあった。それはエースのステフィン・カリーがケガで不在であることよりも、レギュラーシーズン終盤戦の戦いぶりが原因だ。ラスト4戦で1勝3敗、ペイサーズ、ペリカンズ、ジャズとプレーオフ進出チームに3敗しており、特にディフェンスが崩壊して大量失点を喫していたことが問題視された。

特に悪かったのがペリカンズ戦。126という失点より、自由にパスを回されて39アシストを献上、特にプレーメーカーであるラジョン・ロンドに17アシストと好き放題にやられた。

プレーオフに向けてコンディション調整を優先するのは当然だが、カリー以外の主力の多くがケガ明けで、プレーオフには間に合ったが本来のプレー強度を出さないまま。バスケットボールは『習慣のスポーツ』であり、悪い習慣が付いてしまえば簡単には抜け出せない。老獪なバスケットが身体に染み込んでいるスパーズに勝機があると考える人は少なからずいた。

ところが、プレーオフが始まってみればウォリアーズは『王者』の貫禄を見せた。それは特にディフェンス面で顕著だった。シリーズ初戦から3連勝、この間のスパーズのフィールドゴール成功率を41.2%に抑えた。第4戦こそ落としたものの、第5戦では37.2%と完璧に抑え込んだ。

チームの守備の要であるドレイモンド・グリーンは『EAST BAY TIMES』の取材にこう語る。「どんなディフェンスをしなきゃいけないか、それは理解しているんだ。でも、レギュラーシーズンを通してそれをやるのは現実的には難しい」

センターのジャベール・マギーもこれに同調する。「これはプレーオフだ。より大きなもののために戦っている。昨シーズンに優勝した経験もあり、アグレッシブにやることの重要性は身をもって感じたし、優勝したいならそうしなきゃいけないことも分かっている」

ペリカンズとのカンファレンスセミファイナルは28日からスタートする。ステフ・カリーはすでにコンタクトなしの練習をこなしており、指揮官スティーブ・カーは「万全な状態で戻って来てもらいたい」と復帰を急がせない方針だが、そう遠からずカリーは戻って来るだろう。『プレーオフ・モード』となったチームにカリーが良好なコンディションで戻って来るとなれば、もう不安説を唱える者はいなくなる。