奮戦も及ばずチャンピオンシップ消滅、ベンドラメ礼生の悔恨「勝ち切れなかった」

2018/04/25
Bリーグ&国内
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文・写真=鈴木栄一

個人成績はジャンプアップするもチームは結果を出せず

4月22日、サンロッカーズ渋谷はホームゲームで千葉ジェッツと対戦。試合終盤までもつれる激戦となったが、ここ一番での決定力を欠き67-71で敗れ、チャンピオンシップ出場の可能性が消滅した。

SR渋谷のベンドラメ礼生は、ゴール下への積極的なアタックと3ポイントシュートでゲームハイの22得点、さらに4アシストと活躍。ただ、それでも勝利には届かなかった結末に「勝負どころで簡単なノーマークの3ポイントシュートを打たれたり、やらせたくなかったトランジションを何回かやられたりしました。そして、ディフェンスのスイッチミス、コミニケーションミスなど、小さいミスが重なってしまった」と敗因を語る。

ケガ人続出で一時はプレー可能な人数が実質8人、9人という状況もあったSR渋谷において、ベンドラメはここまで欠場1試合。ベンチスタートから先発に加え、ポジションも2番を中心に1番もこなしたりと様々な起用法に応えるなど、文字通りチームの中心選手として奮闘してきた。

「チャンピオンシップを逃して、もちろん悔しいです。今シーズン、勝ちきれない試合が多かったのがこういう結果になってしまいました」とベンドラメは、リーグ王者への道が途絶えてしまったことについて率直な思いを明かす。

2月から3月にかけての9連敗など後半戦の失速に関しては、「シーズン前半は10連勝など調子が良かったですが、後半に連敗が続いてしまいました。それで勝ちへの意識が薄れつつあり、もったいない試合があったと思います」と言う。

そして、前半戦、ケガ人により人数が少ない中でも勝てていたのが、彼らが復帰したのに後半戦で失速してしまった点について次のように振り返る。「8人でやっている時はキツくて、試合に出られる選手で修正しないといけないですが、リズムが一定でした。しかし、ケガから選手が戻りみんなが揃った時でのリズムを作り、流れの中で連動してプレーするのに時間がかかってしまいました」

「サンロッカーズとしてのプライドを持って」

ベンドラメ個人について目を向けると、プロ2年目の今シーズンは新人王を獲得した昨年から着実にステップアップ。1試合平均8.4得点だったのが、今シーズンは現時点で11.3得点にアップし、さらに接戦での試合終盤などここ一番でのオフェンスを任される機会も増えた。

「去年と比べて1番ではなく2番で出ることも多くなり、アベレージで10点以上を目標としていました。そこは納得がいく結果は出ていますが、点数をとってチームを勝たせることができなかった。僕が活躍して勝てる試合をもっと増やしたいと思います」。このように手応えを得た一方で、やはりチームとして結果を残せなかったことへの後悔を語る。

レギュラーシーズンは残り5試合、「会場に来て試合を見てくださる方のためにも、サンロッカーズとしてのプライドを持ってしっかり戦いたい」と意気込みを語るベンドラメ。SR渋谷のエースとして着実なステップアップを続ける彼は、チームをより多くの勝利へと導ける存在となるため高いモチベーションを持って最後まで戦い続ける。