増田啓介はワールドカップ2023重点強化選手に選出
川崎ブレイブサンダースは、篠山竜青と辻直人が『2020年度日本代表候補選手』、増田啓介が『ワールドカップ2023重点強化選手』に選出されたことを発表した。
篠山は現在32歳のポイントガードで、昨夏に中国で行われたワールドカップに出場。日本代表チームのキャプテンも務め、コート内外でリーダーシップを発揮している。昨シーズンは川崎で27試合に出場して、平均プレータイム22.2分で8.3得点、1.8リバウンド、4.7アシスト、1.0スティールを記録。
「昨シーズンの怪我やコロナの影響での五輪延期など様々な出来事がありますが、だからこそ僕の中で東京オリンピックへの想いは強く大きくなっています。本番のオリンピックに向けて自分が出来ること、やらなければいけないこと、コツコツとやり続けていきます」と、クラブを通してコメントを発表している。
辻は30歳のシューティングガード。昨年のワールドカップ出場権獲得に貢献しながら、故障によりワールドカップ本大会には出場できなかった。しかし、今年の2月には約1年ぶりに日本代表候補に選ばれ、今回も引き続きの選出となった。昨シーズンは35試合に出場し、平均プレータイム20.2分で6.0得点、1.3リバウンド、3.7アシストを記録。一度勢いに乗ったら止まらない3ポイントシューターだ。
辻はクラブを通して「もう一度代表に戻るチャンスをもらったので、このチャンスをものにできるようにがんばります」とのコメントを発表している。
ワールドカップ2023重点強化選手に選出された増田は、今年の3月に筑波大を卒業したばかりのスモールフォワード。大学最後のインカレでは筑波大の優勝に貢献し、アシスト王に輝くとともに大会優秀選手に選出された。大学3年時から特別指定選手として川崎でプレーし、昨シーズンは14試合に出場。平均プレータイム9.1分で3.1得点を記録している。
増田は「川崎の代表として、代表メンバーに入れるように精一杯頑張ります。また自分の持ち味であるハッスルプレーやステップを出していきたいです。応援よろしくお願いします!」とコメントしている。