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地元の障害を持つ子供たち、その未来に巨額の投資

ウォリアーズのケビン・デュラントが、米誌『Time』が選ぶ『2018年の最も影響がある100人』の一人に選ばれた。

デュラントは先日、障害を持つ子供たちを学習面でサポートしているプログラム『College Track』に1000万ドル(約11億円)を寄付。今秋には生まれ故郷メリーランド州のプリンスジョージズ郡に、同プログラムの施設が完成するという。

デュラントはTwitterに「今年の『最も影響がある100人』に選ばれたのはすごく名誉なこと」と喜びの声を投稿した。

『Time』に紹介分を寄稿した『Apple』インターネットソフトウェア&サービス部門副代表のエディ・キューは、デュラントの功績を次のように称えている。

「KDは投資家としてもコート上と同様に絶え間なく努力し、素晴らしい成果を追い求めている。彼は、人々の生活を楽にしようとしている企業、商品に力を注いでいるのだ。とりわけ彼は自分のハートに従いアップダウンを繰り返している。厳しい選択をし、自分のキャリアをコントロールしている。そして、高い目標を持ち、より賢く、より幸せな人生を送っている。彼こそ、全ての人間にとって模範的な存在だ」

デュラントは『The Durant Comapny』という企業を起こし、ビジネスパートナーのリッチ・クレイマンの協力の下、約30社に投資している。今年の『最も影響がある100人』に選出された現役アスリートは、デュラントの他、プロテニス選手のロジャー・フェデラー、プロクリケット選手のビラット・コーリー、平昌五輪の女子・ハープパイプで金メダルを獲得したクロエ・キム、フィギュアスケート選手のアダム・リッポン、NFLテキサンズのJJ・ワットの5名だった。