ウィザーズは4連敗、八村塁は苦しみながらも攻め続けて8得点「逃げているように見える、そうはなりたくない」

ウィザーズは4連敗、八村塁は苦しみながらも攻め続けて8得点「逃げているように見える、そうはなりたくない」

2020/08/06
八村塁

エンビードがエースの働きを見せたシクサーズが勝利

ウィザーズは『バブル』でのシーズン再開から4試合目をセブンティシクサーズと戦った。立ち上がりからディフェンスではダブルチームを多用し、オフェンスでは完全なフリーを作り出さなくても打てるタイミングがあればすかさず打っていく積極性を出していくが、チーム戦術としての練度が足りずに攻守ともに上手く行かない。開始3分すぎで2-7とされたところで早々にタイムアウトを取った。

ここからスピードのあるポイントガード、イシュ・スミスを中心に反撃開始。八村に最初の得点が生まれたのは開始約7分、外に引いてパスを受けると、マークに付くベン・シモンズをスピードで振り切ってペイント内へアタック。アル・ホーフォードがカバーに来るが強引にフィニッシュに持ち込んでファウルをもぎ取り、フリースロー2本を決めてウィザーズが逆転に成功する。

その後はシクサーズがリードする時間が長いもののウィザーズも粘りを見せる。シクサーズはシーズン再開からベン・シモンズをポイントガードからパワーフォワードにコンバート。ボール回しが停滞して必ずしも上手く行っていなかったのだが、再開3試合目では修正され、ジョエル・エンビードのポストプレーを軸にフィジカルと高さで押し込むオフェンスが機能した。

第3クォーター途中、リバウンドで競った際にシモンズが左ひざを痛めてベンチに下がり、そのマークから解放された八村がすぐさまジャンプシュートを沈め、この試合最初のフィールドゴールを記録する。しかしラスト約1分、エンビードがダブルチームを強引にこじ開けてバスケット・カウントを獲得。ここから第4クォーターの最初まで1人で9連続得点を挙げて、試合の流れをシクサーズへと引き戻した。

残り2分20秒、八村がこの試合最初の3ポイントシュートを左コーナーから決めて96-100、4点差へと詰め寄るが、ここから再びエンビードが奮起。ミスマッチを突くジャンプシュートでの得点を決め、さらにはダブルチームにも動じずファウルを誘い、フリースローで得点を重ねる。ウィザーズは反撃も及ばず98-107で敗戦となった。

これで再開後4戦全敗。八村はこの試合でも厳しいマークに苦しみ、8得点に終わった。ブラッドリー・ビールに代わってエースの重責を担うが、得点は伸びずチームも勝てていない厳しい状況にあるが、八村は下を向いてはいない。

「日本でも大学でもチームの得点源としてやってきて、相手のダブルチームとか相手のディフェンスの上手さを乗り越えてきたので、今高いレベルで注目されているので、そこを乗り越えなきゃいけないと感じます。もちろんフラストレーションはありますけど、こういうのを乗り越えて自分は成長していくと思うので、アグレッシブにプレーしたい」

内容や結果がどうあれアグレッシブであり続けることが今の八村のテーマだ。この試合ではフィールドゴール11本中成功わずか2本のみ。シュートの確率は悪かったが攻める姿勢は失わなかった。

「謙虚にならないように、アグレッシブでやっていかなければいけない」と試合後の八村は語る。「アグレッシブさをなくすと逃げているように見えるし、そうはなりたくない。自分自身との戦いもあるし、相手のマークが厳しい中でどれだけ自分のプレーを出せるか。そこは今まで通りアグレッシブにやっていきたい」

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