ジェイソン・テイタム

24点のリードを失うも粘り勝ち

トレイルブレイザーズと対戦したセルティックスはジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンがともに30得点以上を記録し、128-124で勝利した。

序盤からテイタムが次々とシュートを沈め、主導権を握ったセルティックスは67-48と19点のリードを奪って前半を折り返した。後半に入っても20点前後のリードを保っていたが、デイミアン・リラードに4点プレーとなる3ポイントシュートのバスケット・カウントを許すなど、徐々に試合のペースはブレイザーズに傾いていった。

勢いの止まらないブレイザーズはリラードとCJ・マッカラムが合わせて5本の3ポイントシュートを沈め、15-4のランを作り、101-98と逆転に成功した。最大24点あったリードを失ったセルティックスだったが、ここで崩れなかった。再逆転に成功し、残り32秒にはブラウンが試合を決定づける3ポイントシュートを沈め、粘るブレイザーズを振り切り、シーズン再開初勝利を挙げた。

セルティックスの指揮官ブラッド・スティーブンスは試合後「試合終盤はプレーオフと同じレベルのエネルギーでプレーする必要があった。非常に良い経験になった」と話し、接戦での勝利を喜んだ。

テイタムはゲームハイの34得点、キャリアハイの8アシストをマークし、5得点に終わったバックス戦からのバウンスバックに成功した。「相手のプレーを正確に読むことが大事だった。ダブルチームに気づいて、それに適したプレーをする。ジェイレンがオープンだったから正しい読みができた」と試合後に語った。

ブラウンも3ポイントシュート6本を含む30得点を挙げ、テイタムとともにチームを引っ張った。指揮官は「ジェイレンは確固たる自信を持っている。この試合の彼は素晴らしかった」と称賛した。

若手デュオの活躍で接戦を制したセルティックス。次戦は4日、セルティックスを2ゲーム差で追う、4位ヒートと対戦する。