レブロン・ジェームズやアデトクンボが登場

ナイキがNBAのシーズン再開に合わせ『You Can’t Stop Us,』と題したムービーを発表した。

ジムが閉鎖されたり、スタジアムから人がいなくなっても、アスリートが前進することや自身の声を生かして変革を進める動きを止めることはない。スポーツは公平な環境とはどのようなものであるかを提示し、ひいては良い未来が実現可能であることを伝える。

24の競技、53人の選手が登場するが、1分30秒のムービー全編で画面は左右に2分割され、異なる競技、異なる選手の動きが一つになっている。これは4000を超える映像からシーンを抜き出して、組み合わせたものだ。

テーマは、「私たちがひとつになれば、誰も止めることはできない」。

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NBAからはナイキの契約選手であるレブロン・ジェームズとヤニス・アデトクンボ、カイリー・アービングが、また日本からはテニスの大坂なおみが登場する。

このムービーの発表に際して、大坂なおみは次のメッセージを発表している。

「私がスポーツが大好きなのは変化の機会を与えてくれるからです。スポーツは私に、人と違っていてもいいということ、そして誰かの枠に自分をあてはめなくてもいいということを教えてくれました。私がコートに出る姿を自分に重ねてテニスラケットを手に取る少女が一人でもいれば、それは私にとって大きな勝利です」

女子サッカー選手のミーガン・ラピノーのメッセージも紹介しておきたい。

「プレーヤーはピッチに戻るでしょうが、私たちがかつての日常に戻ることはありません。私たちに求められているのは、この世界がどうなるのか、あらためて構想を描き、より良くしていくことです。街中には自分たちの意見を挙げる人たちがおり、そうした意見は人々の耳に届いています。私から皆さんへのお願いは、このような時期を大いに活用し、決してあきらめないで欲しいということ。私は誰もが変化を訴える責任を負っていると信じています」